復活するかも?エアコンのリモコンが壊れたら試すべき事
2016/11/09
エアコンのリモコンが故障した場合に、起こりやすい症状別に対処法をまとめたみたので参考にして欲しい。
画面が映らない
リモコンの画面が映らなくなり、ボタンを押しても全くエアコンが反応しないということがある。
この場合、非常に多いのが電池の液漏れだ。
一度電池を抜いてみて、電池の液漏れがないか確認してみよう。液漏れが起こっていると、電池とリモコンの通電部が錆びていることがある。錆びているなら、通電部をドライバーや、ハサミ、カッターなどでガリガリと念入りに擦ってみよう。ある程度錆びが落ちると通電できるようになり、リモコンが復活するはずだ。
非常に気付きにくい点だが、乾電池が自然放電している事もある。新しい電池なので、使えるという完全な思い込みもある。しかし、考えにくいのだが、まっさらの電池でも自然放電して使えなくなっている事もある。他の電池でいけるかどうか試してみよう。
ボタンを押すたびに画面が一旦消える
ボタンを押すたびに、まるでリセットするように画面が消えて、設定が初期のものに変わってしまう事がある。
この場合多いのが、マンガン電池を使ってしまっているか、電池の残量が少なくなっているかだ。
最近のリモコンは、アルカリ電池の対応のものが多く、マンガン電池では動かせない事がある。マンガン電池を入れると上記のような症状になってしまう。アルカリ電池に変えてみよう。後、電池の残量が少なくなっているかもしれないので、新しい電池に変えてみよう。
特定のボタンだけ操作出来ない
温度の上げ下げのボタンが操作だけ出来ないとか、運転切替のボタンが操作出来ないとか、他は使えるのに特定のボタンだけきかないことがある。
この場合は、リモコンの内部に、小さなゴミや汚れが入っていたり、電池の液漏れが浸透してしまっていたりする可能性が高い。
こうなると基本はリモコンの買い替えとなってしまう。
ここからは自己責任なので、強く推奨はできないが、方法はひとつある。リモコンを分解して汚れを取り除くことだ。
私自信も、電池の液漏れが原因で、一分操作が効かないボタンがあった。実際にリモコンを分解してみると、液漏れし内部の基盤が汚れていた。ティッシュに中性洗剤を付けて綺麗に拭き掃除をするとあっけなくリモコンが復活した。
これを行うには、次のどちらかを用意しておく必要がある。
ひとつは、メーカーに使えるリモコンの在庫があるかを確認しておく。これは、リモコンを分解して完全に再起不能となった時に取り寄せするためだ。
もうひとつは、万が一リモコンが使えなくなったときに、エアコンを買い換える覚悟を持つ。エアコンの寿命は10年を想定されているので、長く使用しているなら思い切って買い換えてしまおう。